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■グレイス甲州 2023 /中央葡萄酒
【白】
【品種】 甲州
【生産地】 山梨県甲州市勝沼町
中央葡萄酒は1923年に創業した、日本を代表するワイナリーのひとつです。「良いワインは良いブドウから」の言葉通り、ブドウ栽培からワイン醸造まで一貫して丁寧な作業を続けています。そしてその結果として、世界最高峰のワインコンクールに於いてゴールドメダルを多数受賞し、今や日本のワインブランドとして世界でも注目されています。
「グレイス甲州」は、勝沼町で栽培された甲州ブドウを用い、繊細でエレガントなスタイルに仕上げられています。和柑橘や青リンゴの爽やかな香りに加え、ほのかなハーブやミネラルのニュアンスも感じられます。口当たりはクリーンでフレッシュ、キリッとした酸味が心地よく広がります。天ぷらやお刺身、あるいは軽い和食全般と非常に良く合う、日本食に寄り添うワインとしても高い評価を受けています。
■7C 甲州樽発酵 2023 /セブンシダーズ ワイナリー
【白】
【品種】 甲州
【生産地】 山梨県富士河口湖町河口湖
セブンシダーズ ワイナリーは、山梨県富士河口湖町に位置する新進気鋭のワイナリーです。その名は「7本の杉」に由来し、自然との共存を意識したワイン造りを目指しています。富士山の麓に広がるこのエリアは、冷涼な気候と火山性土壌によるミネラル豊富なテロワールを活かしたワイン生産が行われています。
「7C 甲州樽発酵」は、フレンチオークにて72日間の発酵後、樽熟成3ヶ月させたワインで、オーク樽由来のバニラやトーストのニュアンスが、甲州の持つ柑橘系のフレッシュな香りやピュアな果実味と絶妙に調和しています。口に含むと、柔らかな酸味とまろやかなテクスチャーが広がり、複雑で深みのある味わいを楽しむことができます。クリーム系のソースを使った魚料理や、ローストチキンなどの風味豊かな料理と相性が良い辛口タイプの白ワインです。
■ヴァスマー シュペートブルグンダー 2022 /マルティン・ヴァスマー 【赤】
【品種】 シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
【生産地】 ドイツ バーデン地方
マルティン・ヴァスマーは、ドイツ・バーデン地方に拠点を置く家族経営のワイナリーです。この地域はドイツ国内でも最も温暖な気候を持ち、特にブルゴーニュ品種であるシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の栽培に最適とされています。マルティン・ヴァスマーは、テロワールの個性を最大限に引き出すことを重視し、サステイナブルな農法を取り入れながら高品質なワイン造りを続けています。
「ヴァスマー シュペートブルグンダー」は、熟したチェリーやラズベリーといった赤系果実の香りが豊かに広がり、スパイスやほのかなオークのニュアンスも感じられます。口当たりは滑らかでエレガント、酸味と果実味のバランスが見事に調和しています。しなやかなタンニンが心地よい余韻を残し、単体で楽しむのはもちろん、鴨肉のローストや和風の照り焼き料理とも相性抜群の秀逸な赤ワインです。
■マールボロ ピノ・ノワール 2023 /キムラ・セラーズ
【赤】
【品種】 ピノ・ノワール
【生産地】ニュージーランド マールボロ
キムラ・セラーズは、2009年に木村滋久(きむら しげひさ)氏によってニュージーランドのマールボロに設立された家族経営のワイナリーです。木村氏はかつて東京の高級ホテルで和食レストランのサービスを担当しながら、ソムリエ資格を取得するなどワインへの情熱を深めました。フランスでのワイナリー巡りをきっかけにワイン造りに魅了され、ニュージーランドで醸造とブドウ栽培を学び、その後マールボロの地で自らのワイナリーを立ち上げました。栽培から醸造まで夫婦二人で行う完全な家族経営で、特に収穫は手作業にこだわり、ブドウの品質を最大限に引き出すことを追求しています。その結果、キムラ・セラーズのワインは高い品質が評価され、世界中のワイン愛好家や評論家から注目されています。
「マールボロ ピノ・ノワール」は、マールボロ特有の冷涼な気候と豊富な日照を活かし、エレガントでバランスの取れたワインに仕上がっています。ダークチェリーやプラムの香りに、スミレやスパイスのニュアンスが加わり、豊かな果実味と繊細な酸味が見事に調和しています。口当たりは滑らかで、心地よい余韻が長く続きます。グリルしたサーモンや鶏肉のロースト、またきのこ料理などと相性の良いエレガントな赤ワインです。